伝承療法~ビワ葉温湿布療法
雪国の新潟にとっては待ちに待った嬉しい春です!
ここ糸魚川でも暖かな日差しとともに、眠っていた自然界の動植物が、一斉に目をさまし、生命の再活動し始めます。
そして、人間も毛穴が開き代謝が活発になり、長い冬の間に溜まった、老廃物の大掃除をする季節でもありますね。
さて今回は、昔から伝わる伝承療法のひとつ「ビワの葉温湿布療法」をご紹介いたします。
やり方は3つ程あります。
①棒もぐさを使った温灸法。
②こんにゃくを使った温湿布法。
③温あんぽを使った温湿布療法。
今回は3つ目のだれでも手軽にできる温あんぽを使った、びわ葉温湿布をやってみましょう!
ご存知の様にびわ葉は、1年中緑の葉を保つ生命力豊かな、木です。
実もおいしいし、種も葉も自然療法として、使用できます。
ビワの葉や実にはビタミンB17と同じアミグダリンの特殊成分が多く含まれています。
これが熱によって、皮膚の中に深くしみ通り身体を温め細胞に活力を与え、血液を浄化する働きを助けると言われています。
肩こり、腰痛、ぎっくり腰、冷え症、ガンの痛み、気管支の痛みなどなど…
身体が不調と思われる時に是非試してみてください。
やり方
①ビワの葉のつるつるした面を肌に直接ならべます。
②葉の上に温あんぽをのせます。
③バスタオル等で保温しながらしばらくゆったりとした時間をすごしましょう。
※温度はあくまでも気持ちの良い温度で保ちましょう。
しばらくして、体が温まり、毛穴が開いてくると体内のガスと、ビワの葉が反応し始めます。
健康の部位には長時間温めても、ビワの葉の美しい深緑の色は変化しませんが、調子の悪い部位は、あっという間に黒茶に変化していきます。
気長に療法を試しても調子が良くない場合は…
長年にわたり深い歪の溜まっている所、又は病が潜んでいる所かもしれませんので、医療機関の受診をおすすめします。
この、びわ葉温湿布療法は、自分の健康を客観的に見る目安にもなりますし、体にとってとても気持ちの良い自然療法です。
又手軽に使える温あんぽは、ビワの葉がない場合でも、気持ちよく使うことができますので、一家に1つあるとお役立ちます。
必要な方は、メールまたはお店にご来店してお知らせ下さい。
※ 尚注意として、幹部に熱や炎症がある場合や温めて気持ち悪い場合はやめましょう
また、お役にたつ自然療法をお知らせいたします(^^)