漢方の基礎知識(五行説)
2014.12.1
今日は食養にも関わってくる
漢方の基礎知識(五行説)について
書いてみたいと思います。
五行説は私たちの生活と関連があるものを
五つのグループに分け、それぞれの関連を
説明しています。
五つのグループの名称を
木(もく)、火(か)、土(ど)、金(こん)、水(すい)
と言います。皆さんもどこかで目や耳にしたことが
あるかと思います。
木が燃えて火が生じ、火は消えて土になり、
土から金属が生じ、金属は水を生じる。
水は木を育てる、となります。
この関連(流れ)は途切れることなく
永遠に続きます。
<木について>
木には、春、肝臓、胆のう、味は酸味、色は緑、眼、
爪、筋、怒りなどが入ります。
例として、春は肝臓に注意が必要です。
肝臓に必要な味は酸味で、野菜類は緑色のものを摂ります。
眼は肝臓の窓口ですから、眼の疲れやドライアイは肝機能の
低下を注意します。
足がよくつるようなことがある時は、肝機能の注意信号と
言われています。
※漢方の基礎知識としての考え方です。
同じように、
<火について>
季節は夏、心臓、小腸、味は苦味(にがみ)、色は赤、舌、
喜びなど。
<土について>
季節は土用。土用とは、季節と季節の間の17~18日間
をいいます。五行説では夏の土用を取り入れています。
脾臓、胃、味は甘味、色は黄色、唇、思など。
<金について>
秋、肺臓、大腸、味は辛味(からみ)、色は白、鼻、皮膚、
悲など。
<水について>
冬、腎臓、膀胱、味は鹹味(からみ=塩辛い)、色は黒、
耳、髪、骨、恐れなど。
陰と陽でもそうですが、どちらか一方に偏ると
バランスを崩します。五行説でもそうです。
健康で幸せな日々を送るためにも、五行説を
少し頭の片隅に置き、バランスをとる
ように心がけることが大事だと考えております。
詳しく知りたい方、自身の身体のこと、
食養について知りたい方は
お気軽に当店へお越しください♪(^_^)
※参考 かつりょく vol94 漢方の基礎知識
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