乾物と陽気の関係①
2014.12.9
今日はこれからの季節に大事な
「乾物」について書いてみたいと思います。
特に雪国は冬になると空が分厚い雲に覆われ、
太陽の光の恵みが少なくなります。
ましてや大地が雪で覆われますので、
農作物も必然的に少ないですよね。
そんな時は「天日乾燥させた食品」が
食薬になるといわれています。
例えば、ショウガは生ですりおろせば、
肉や魚の臭いを消し、油の分解を促進してくれます。
これはショウガの持つ良い点でもありますが、
体内の熱を外に発散させ発汗させる「陰性」の
作用もあるので、寒い季節に汗をかけば
体温が下がるというマイナスの面もあります。
漢方薬でよく用いられているショウガは
乾姜(かんきょう)といい、スライスさせて
しっかり乾燥させたものをいいます。
生のショウガがもつ酵素は失われてしまいますが、
天日から「陽気」を受け、性質が「陽」に転じるので、
身体の熱を逃がさず温める性質に変わります。
同じショウガなのに、変化によって
陰性だったものが陽性に変わる。
面白いですよね♪
後日、この続きを書きますので、
お楽しみに♪
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