HOME > blog > ブログ2014.12.16

インフルエンザ、予防するには！？

2014.12.16

「なぜ風邪やインフルエンザにかかるのか？」

もう既にシーズンに入ったと言われているインフルエンザ。
寒さが一層増してきましたから、風邪をひく方も多くなりました。
どちらもウイルスが引き起こす病気なわけですが、
風邪とインフルエンザでは原因となるウイルスの種類が異なり、
症状にも違いがあります。

風邪の主な症状は、発熱、鼻水、のどの痛み、咳、倦怠感など。
インフルエンザの原因となるのは、インフルエンザウイルスで、
Ａ型、Ｂ型、さらにＡ型の中にも違うタイプがあったりします。
ニュース等でもよく流れていますよね？
「今年は○○型のインフルエンザが流行・・・」というフレーズ。

インフルエンザは、急に３８～４０度の高熱が出る特徴があり、
特にご年配の方は肺炎などを引き起こすことも多くなり、
重症になると死にいたることもあります。

「どのような状況でインフルエンザになりやすいのか？」

冬場は屋外と屋内の寒暖の差が激しく、暖房により空気か乾燥。
これにより喉や鼻などの粘膜も乾燥しやすくなることで、
ウイルスが活性化する低温乾燥と呼ばれる状況が揃い、
ウイルスや細菌に対して戦う力・抵抗する力「免疫力」が
弱まります。

また、一歩外に出ると会社や学校、スーパーなど
沢山の人が集まる空間では、風邪やインフルエンザにかかった人から
周囲の人にうつりやすい環境(状況)にもなります。

特に受験シーズンを控えた子供さんにとっては、
インフルエンザが猛威を奮うこの時期（１２月～３月）は、
心配の絶えない日々だと思います。

細かいことを書くとキリがありませんが、
ここで予防としてのキーワードとして「免疫力」に
ついて書いてみます。

風邪やインフルエンザを予防するためにも、
大事になってくるのが「免疫力」。
全てを予防できるとは言いませんが、
免疫力がしっかりと備わっているのと、
そうでないのでは全然違います。
なぜなら、先にも述べたように「免疫力」が
ウイルスや細菌に対して戦う力・抵抗する力だからです。

裏を返せば、しっかりと免疫力を維持することが
予防の大きな手段の一つになるということです。

免疫力が低下する原因として、
ストレス、偏った食生活、不規則な生活習慣や
運動不足など・・・
自分の生活で思い当たることはありませんか？

自分の中で思い当たる節がある方、
ほんの少し、自分のできる範囲で上記の原因・問題を
改善してみることで大きく変わってきます。
夜更かしを改善し、早めに就寝するよう心掛け
十分な睡眠ととる。バランスの良い食事を心掛けるなど。
無理なく改善できる部分もあるかと思います。

勿論、ついつい忘れがちになりますが、
日々、「うがい」「手洗い」「マスク着用」なども
予防対策で欠かせないことを付け加えておきます。