乾物と陽気の関係②
2014.12.10
昨日の続きです。
天候の悪い冬、スカッとした青空が広がると
嬉しくなりますよね。
太陽光を浴びる量が減ると、骨や歯がもろくなることは
皆さんもどこかで耳にしたことがあるかと思います。
北欧の人々が夏に好んで日光浴をするのは、
太陽の紫外線から体内でビタミンDを合成し、
カルシウムの吸収性を高め骨密度をキープ
するためだそうです。
夏は、太陽が燦々と照る日が多いですよね。
しかし、夏でも屋内で過ごすことが多い方は、
干し椎茸を摂るように心掛けましょう。
椎茸も生では「陰性」に分類されるのですが、
干すことで「陽性」に転じ、元々豊富なビタミンDが
活性するので、紫外線の弱い冬には、
骨の心強い味方になります。
そんな干しシイタケも暗い棚にしまったままですと
働きが低下してしまいますので、食べる前に
少し日光浴させることで効果が回復するとのこと!
昆布やひじきなどの海藻類を干したものも良いです。
それらは冬に衰える「腎」の働きを助けてくれます。
カリウムが豊富なので利尿作用、血圧低下作用が
ありますが、夏のスイカやキュウリと違い、身体を
冷やさないので寒い時期にも安心です。
このように、同じ食べ物であっても
「乾物」になることで「陰性」のものが
「陽性」になり、違う季節や状況でも
プラスの作用をもたらすことがあります。
どこか頭の片隅にこのブログのことを覚えておき、
この冬の食事に活かしてみてはいかがでしょうか(^_^)
看板犬こてつです♪
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